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賃借料

  • 「賃借料」と「リース料」は、似て非なる勘定科目です。

賃借料とは?

賃借料とは、何かを借りた時に支払う費用です。
車両やOA機器のほか、土地や建物など、レンタルしたもの全般に使います。

リース料との違い

「賃借料」と似ている「リース料」という勘定科目があります。
どちらも、何かを借りた時に支払う費用に使いますが、似て非なる勘定科目です。

ポイントは「契約の仕方」です。
賃借料は「レンタル契約をした時」に、リース料は「リース契約をした時」に使います。

レンタル契約とは?

レンタル契約とは、他社が所有している物を、一定期間借りる契約です。
その特徴は、「途中で解約が可能である事」です。
例えば、レンタカーを3日間借りる契約をしたとしても、2日目に返却する事は可能です。

また、保守や修繕の義務は、基本的に「貸主」にあります。
維持費がかからない為、一度きり、または短期間しか使わないような物は、レンタルを利用するとお得です。

「リース」でも賃借料?

レンタルサービスを扱っている会社でも、社名に“リース”が入っている場合があります。
勘定科目を間違えやすいので、要注意です。

例えば、株式会社エースレンタリースより普通自動車を1日(7時間)借り、5,000円支払った時を考えてみましょう。
使用する勘定科目は「賃借料」です。

会社名にリースが入っているからと言って、安直に「リース料」だと考えてはいけません。
短期のレンタルなのか、中長期のリースなのか、契約の性質をしっかり考えましょう。

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