TOP > FAQ一覧 > 税金を安くするには、設備投資ですか?
経営者は、利益を税金で持っていかれるくらいなら、会社の為にお金を使いたいと考えます。
それ自体は、間違っていないと思いますが、利益の最適な還元先は、業種業態によって異なります。
例えば、半導体関係の会社などは、設備投資をしっかりしていかいないと競合他社に対抗出来ません。
設備投資にお金をかけるのがベストでしょう。
しかし、決算賞与を支給し従業員のモチベーションを上げ、会社を盛り立てるという方法も考えられます。
例えば、会計事務所のように「人が財産」な業種では、新しい設備にお金をかけるより、従業員に還元する方が良いでしょう。
これは、どちらが良い悪いという問題ではなく、会社の考え方によります。
お金を使う理由を、「税金を安くしたいから」と考えてはいけません。
「何にお金をかければ会社がもっと良くなるか」を、しっかり考えて下さい。