TOP > FAQ一覧 > コピー機を借りたのですが、解約できませんか?
何かを借りる契約には、「レンタル」と「リース」の2種類があります。
どちらも日常生活で耳にする言葉ですが、意味は全く違います。
レンタル契約は、例えばDVDや自動車など、レンタル会社が所有している物を借りる契約です。
契約期間は短期間であることが多く、いつでも自由に返却(解約)できます。
対して、リース契約は、希望の品物をリース会社に購入してもらい、それを借りるという契約です。
契約期間は中長期に渡り、自由に解約出来ません。
どうしても途中解約したい場合は、残額リース料相当の金額を支払います。
簡単に言えば「自分のものにならない割賦購入」です。
今回のパターンは、廃業までの3ヶ月間のみ、新しいコピー機を「レンタル」したいと考えていたのだと思います。
しかし、契約したのが「リース」だった為、残額リース料を支払う事になってしまいました。
契約する際、契約書をしっかり確認しましたか?
廃業の話をしてもなお、リースを薦める営業マンにも問題はありますが…
騙されない為には、「レンタル」と「リース」の違いを理解し、契約書をしっかり読み込んで自衛する必要がありました。
何も考えず、言われた通りにハンコを押す事だけは、絶対にやめましょう。