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公認会計士と税理士はどちらが偉いのですか?

  • 公認会計士に合格すれば、税理士の登録も出来ると聞きました。
    税理士より、公認会計士の方が偉いのでしょうか?
  • どちらが偉い、偉くないという事はありません。
    仕事の内容が全く違うので、比べられません。

公認会計士の資格を得れば、税理士の登録も可能となります。
反対に、税理士の資格を得ても、公認会計士の登録をする事は出来ません。

このことから、公認会計士は、税理士の上位資格のように見えるかもしれませんが、両者の仕事内容は、似て非なる物です。
公認会計士がいきなり税理士の資格を貰っても、現実の実務が出来る訳ではありません。
実務内容が全く違うので、どちらが偉い、偉くないと比べる事は無意味です。
公認会計士として非常に優秀な人が、税理士としては無能なんて事も、普通にあります。

優秀な公認会計士とは

公認会計士は、「監査」を行う職業です。
会計のルールは様々な法律に基づいて決められており、時代と共に変化します。
会社のやっている事を、現在のルールと照らし合わせて正しいか、間違っているかをチェックするのが、監査です。
監査は、大会社のみが対象である為、上場企業などの大手企業が相手になります。

監査は、いわばマニュアル化された仕事です。
そのため、公認会計士としての経験の有無は、あまり関係ありません。

優秀な公認会計士とは、とにかく「勉強をし続けている人」です。
ぼんやりと何十年も仕事を続けてきた人よりも、若くてバイタリティがある人の方が、優れたスキルを持っている事もあります。

優秀な税理士とは

税理士は、「税務申告」を行う職業です。
税金の計算をし、決算書の作成や申告手続きの代行、税金に関する様々な相談に応じます。
税務申告は、全ての企業・個人が対象になるので、税理士は、会社規模の大小に関係なく仕事をします。
また、相続に関する税務関係業務は、税理士だけの仕事です。

税理士の仕事は、とにかく経験が必要で、場数を踏んでいる方が有利です。
実務の中では、法律に書いていない事が沢山出てきます。
長年の慣行など、所謂「業界の常識」は、現場に入らなければ分かりません。
それだけでなく、「法律に書いてあるらしいが、どこだか分からない」とか、「書いてないと思っていたが、何十年も前に通達があった」とか、先輩に教えてもらって初めて分かる事が沢山あります。

そのため、優秀な税理士とは、勉強をし続けているだけでなく、「積み重ねたキャリアがある」又は「若くても、先人の経験や知識を受け継いでいる人」だと言えるでしょう。

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